埼玉県所沢市の住宅型有料老人ホーム「所沢幸楽園」|ブログ 所沢幸楽園ブログ

ブログ
HOME > ブログ目次 > 大人の階段昇る

大人の階段昇る

2022年1月10日

君はもう20歳(ハタチ)なのさ

本日は成人の日ですね!

新成人となられた皆様おめでとうございます。

そして、ようこそ成人へ。

 

成人の日は「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い、励ます」

という国民の祝日の一つです。

ですが・・20歳を成人とお祝いするのが今年の成人式で最期となってしまいます。

4月に施行される改正民法では、成人となる年齢が20歳から18歳に引き下げられるためです。

 

そのため来年は18・19・20の大規模成人式になるようですね。

※R5年成人式予想図

 

さて、成人となると今までと何が変わってくるのでしょう

今一度整理してみました

成人を迎えると許可されるもの

①お酒が飲めるようになる
日本では「未成年者飲酒禁酒法」という法律で、
20歳に満たない人はアルコールを飲むことは禁じられています。

②タバコが吸えるようになる
日本では「未成年者喫煙禁止法」という法律で、
満20歳未満の喫煙は禁止されています。

③競輪や競馬などの公営競技の投票券が購入できるようになる

④ローン・賃貸などの契約に親の同意がいらなくなる
民法第5条第1項によって「法律行為」に親(代理人)の同意がいらなくなります。
「法律行為」とは、遺言や賃貸契約・会社の設立などがあります。

⑤刑事裁判の裁判員に選ばれる可能性がある
裁判員制度
「裁判員制度」は、衆議院議員選挙の有権者(市民)から
無作為に選ばれた裁判員が裁判官と共に裁判を行う制度です。
昨年、公職選挙法の一部改正によって選挙権の年齢は18歳以上に引き下げられましたが、
裁判員は当分の間20歳以上で選挙権のある人の中から選任されます。

⑥実名報道される
未成年の時は少年法61条によって、
個人を特定できる情報は報道されないように守られています。

⑦親の同意がなくても結婚できる
婚姻届
民法第737条に、未成年者の婚姻は原則として父母の同意を条件とする規定があります。
男性は18歳、女性は16歳にならなければ結婚できませんし、※4月より女性も18歳へ引き上げ
婚姻適齢年齢に達していても未成年の場合は父母の同意が必要なのです。

⑧国民年金への加入義務が生じる
成人になった時点で共済組合や厚生年金保険に加入していなければならない
国民年金に加入する義務があります。

⑨取得可能な免許や資格が増える
20歳になると、中型自動車免許や一等航空整備士、鉄道車両の操縦免許など、
受験できる取得可能な資格が増えます。
特別な資格があれば、仕事の幅も広がりますし、趣味にも活かせるかもしれませんよね。
キャリアアップのために、免許の取得にチャレンジしてみるのもいいですよね。

 

このようにみると成人を迎えるというのは

【自らが大人としての義務と責任を負わなければならない】

ということを再認識させられますね。

けれども様々な分野などに挑戦できる権利を得た事になるので

様々なことにチャレンジしていきましょう。