👹マメマキ入れますか?
フクマシマシ、オニヌキでお願いします。
みなさまご存じ、本日は節分の日です!
子供のころはやっていましたが、大人になると撒かなくなりました。
節分とは、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」です。
なので2月3日とは限らないんですね。
そして新年を迎えるでお分かりかと思いますが
旧暦の大みそかとも日付が近く、江戸時代までは同じように一年の締めくくりの日だったそうです。
では、なぜ節分で豆を撒くのでしょうか。
諸説ありますが、以下がよく挙げられます。
・豆は「魔を滅する=マメ」に通じ、語呂がいいから
・中国の医書 「神農本草経」に、「豆は鬼毒を消して痛みを止める」とあるため
・五穀(米、麦、アワ、キビ、豆)の中では一番、投げつけると痛いから
もともと日本には、散供(さんぐ)という、穀物をばらまくことでお祓いやお清めをする考えがありました。
神社などで散米(さんまい)をする光景は今でも見かけますね。
豆まきには「鬼を打ち払う」意味と、「豆を投げ与えて恵み、静まってもらう」という、
2つの意味が込められています。
五穀には霊力があり、まいた場所は清められ、聖域になる…という考えです。
だからこそ、「福は内」では室内にも向かって投げるし、拾って食べるんですね。
ここまで知ったら、正しい豆まきのやり方も知りたいですよね?
正しい豆まきのやり方 ※一般的な
1:豆はお供えしておく
霊力が宿った「福豆」なので、豆まき開始までは神棚などにお供えしておきましょう。神棚がなければ高い場所に。
2:時間は夜
鬼は夜に訪れると考えられているためです。難しければ昼間でも大丈夫です。
3:奥の部屋からまいていく
窓やドアの外に向かって「鬼は外」とまいていきます。まいたらすぐ窓・ドアを閉めて、鬼が戻らないようにし、室内に向かって「福は内」とまきます。
これを玄関まで繰り返します。
4:年齢の数だけ豆を食べる
自分の年齢と同じだけ「年取り豆」を食べましょう。新年を迎えるため(または数え年で数えるため)、「年齢+1」とも言われます。
食べきれなかった場合は、熱いお湯を注いで「福茶」にして飲めば、食べたのと同じ効能なのだとか。豆を香ばしく炒り直し、塩昆布や梅干しを入れて塩味を利かせると美味。
となります。歳の数だけ豆を食べる以外にも救済方法があって良かったですね。100歳の方は101粒も食べないといけませんからね!
次回・節分グルメ編